「ミルクシュガー」🍀✨
皆さま、こんにちは🐌
田植えが終わったばかりの水田に雨がしとしと降り注いでいます。日本の梅雨らしい、心鎮まる風景です。
この眺めのように郷愁誘われる、懐かしい味わいのパン、「ミルクシュガー」をご紹介させて頂きます。
*「ミルクシュガー」 ¥150+税
北海道産の練乳を練り込んだ口溶けのよい小さな丸いミルクパンを4つ集めて、バターとお砂糖をかけて表面をカリっと焼き上げました。
可愛らしいルックスと優しい味わいで、小さいお子さまから、ご年配の方まで幅広く人気がございます。
「ミルクシュガー」の『ミルク』は練乳(=コンデンスミルク)のことを表しています。
生乳に保存性を持たせるため、純度の高いグラニュー糖を加え、殺菌処理後、約2/5まで濃縮したものが練乳です。
苺やかき氷のマストアイテム❗とおっしゃる方も多いのではないでしょうか☺️
練乳の元と思われる生乳を煮詰めた『酥(そ)』という乳製品は、飛鳥、奈良時代にはあったようです。
日本で練乳製造が本格的に行われるようになったのは明治時代で、真空釜が開発され、工場で大量生産が可能になりました。
さて、それより古くからある『シュガー』(お砂糖)。
サトウキビを原料とするお砂糖を作ったのは、約2500年前のインドが最古だと言われており、アラビア人によりペルシャ、エジプト、中国へ伝えられたそうです。
日本には、遣唐使により中国から伝えられたのではないかといわれています。
正倉院献納目録の「種々薬帖」の中に記録があり、当時は食用ではなく、薬用とされていたことがわかります。
長い歴史を経て、今では、栄養料、調味料、嗜好品、保存性を高める天然素材等として、幅広い用途があり、製パンの分野でも、パン酵母の働きを助け、ふっくら焼き上げ、しっとりした食感を保つなど、お砂糖の力を有効に使っています。
オブジェの「ミルクシュガー」をお召し上がりになる時、練乳とお砂糖の歴史も味わいのアクセントになれば嬉しく思います☺️
是非、一度ご賞味下さいませ😊
本日は、河内松原駅構内店より、きょんがお届け致しました(*^▽^*)